どのような形で収入を得たとしてもその収入には税金が発生する可能性があります。
もちろん、副業が解禁となった企業も増えていますので、ネットビジネスを副業にしている方も多いのですが、ネットビジネスで得た収入も場合によっては確定申告を行ない、納税を行なう必要性があると言えます。
ネット副業における確定申告の必要性があるのは、年間の副業における所得が20万円を越えた場合や本業の年収が2000万円を超える年末調整不要な方です。
年間の副業の所得が20万円以上を越えるというと、月に換算すると1万6千円くらいしか稼ぐことができないのかと思われるかもしれませんが、所得というのは経費、つまり副業を行なうために必要となった通信費や電気代などの一部などは経費として差し引くことが出来ます。その経費を報酬から差し引いて20万円以上になった場合には確定申告が必要です。
確定申告には一般的に白色と青色申告があります。青色申告は事前に事業を行なうという申告を行なっている場合に用いる申告ですので、ネット副業を行なっている方の多くが白色申告のほうになります。
この白色申告の雑所得で申告を行ないます。申告ではネットビジネスで得た収入がどれくらいであったのか、またその報酬を支払ったのはどの企業なのかということを記入しなくてはいけません。
サイトなどに登録を行い、報酬を手にしている方は住所などまで記入しなくてはいけないことに戸惑われるかもしれませんが、必ずサイトに正式な名称と住所が書いてありますので、収入を得たサイトは収入額の記録だけではなく、サイトの正式な名前や住所なども把握しておくことが大切です。
確定申告は毎年2月の中旬から3月の中旬に受け付けられます。
前年度の1月から12月に得た収入の申告というのが確定申告では必要となります。
申告の際に経費などの領収書を提出する必要はありませんが、保管は行なわなくてはいけません。
申告は住んでいる地域の税務署で行なうか、ネットを使って申告を行なうことが出来ます。確定申告の方法などはネットでも紹介されていますので、簡単に申告することが出来ます。
納税の義務が発生した場合にはネットの場合は支払の用紙をダウンロードして支払を行ない、用紙にし払いの領収書を同封して税務署に送ります。
住民税などが加算され、給料の引き落としで税金があがり、収入が減ったようにかんじるかもしれませんが、副業の税金が引かれているということを忘れないことが大切です。